髪を知り・髪を守り・髪を創り・髪を育てる 日本予防医学美容家協会

釈 恵美子さんが いらっしゃいました

2016年5月20日

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先日 5月17日、私どもの関美容総合アカデミー 教育センターに、ニッシン化研さんのご紹介で、素敵な女性がいらっしゃいました。

エステティシャンの釈恵美子さんです。エステ業界でトップクラスの方で、業界でも10本の指に入ると言われています。そしてご存知の方も多いと思いますが、女優の釈由美子さんの妹さんです。
現在は講演会、イベントなどで大忙しでいらっしゃいます。

彼女は有名で忙しい女性です。けれどもお会いした瞬間 「 先生、お忙しいのに時間を取っていただいてありがとうございます。」と言われ、なんと謙虚な女性でしょう、という印象を持ちました。

お互い立場は違いますが、同じ美容に関わるもの同士、外面的な美しさだけではなく健康にまでふみこんで、時間の許す限りお話しさせて頂きました 。
その中で、化学物質の過剰な使用で肌や髪がダメージを受けること。ひいては健康を損ねることなどエステティシャンとして彼女が考えておられることと、私が日頃から皆さんにお伝えしている「美容ストレス」とが一致したことに、非常に感激しました。

せっかく教育センターにお越しいただきましたので、頭蓋リフレクソロジーを実際に体験して頂きました。
今回は循環機を使い、優しい水圧を頭皮に与えながら、デトックスしていきました。また頭皮が柔らかくなり大変リラックスされたようで、気持ちいですね〜と喜ばれていました。
後でうかがったことですが、この日はお疲れでいらっしゃっとようで、寝ないようにするのが大変だったとか‥。
あっという間に予定の時間が過ぎ、それでは‥と、お別れしました。ところが部屋を出たはずの彼女が戻ってこられ「先生、看板の前で一緒に写真を撮りましょう。」と言って下さいました。
彼女は優しい笑顔で、私は写真が苦手なので、少しぶっきら棒に写っています 。彼女の細やかな心配りに感謝しています。

優しい笑顔とものごしの、素敵な女性でした。
釈恵美子さん、ありがとうございました 。
釈さんが頭蓋リフレクソロジーを体験されている写真は、次回、ブログでお伝えします。

頭蓋静圧療法は「静圧」で脳と身体を癒す

2015年1月11日

頭蓋静圧療法は「関式頭蓋静圧療法(頭蓋療法)」としていた名称が「頭蓋静圧療法」となり、商標登録されてから1年以上が経ちました。
そこで頭蓋静圧療法の根幹となる「静圧(せいあつ)」について書いてみたいと思います。

私はよくクライアントや生徒の皆さんに言われるんです。「先生、この素晴らしい療法を人に伝えたいんですが、どう説明していいか分からないんです。凄く良いのに説明が難しくて…。何か良い説明の仕方はありませんか?」
なにしろ、皆さん今までに体験したことの無い身体の変化を感じて頂くことが多く、その感動を言葉で伝えにくいと言われるのです。

頭蓋静圧療法は「静圧」と呼ばれる技術で行われる療法です。これがとても重要な技術であり、中心的な考え方なのです。では静圧とは何でしょう?
 赤ちゃんは生まれる前、お母さんのお腹の中で10ヶ月あまりを過ごします。羊水という水に浮かんだ状態で、一個の細胞から60兆の細胞を持つ人間へと成長し、生まれてくるのです。
静圧はこの羊水に浮かんでいる状態を人の手による手技で再現したものです。

街で見かけるマッサージやエステなどの頭へのアプローチは、頭を強く押さえたり揉んだりするものがほとんどで、とても痛いものです。しかし静圧は違います。そっと静かに頭に触れて、羊水の中にいるのと同じ状態を再現するものです。そのうえ痛みは全くありません。

羊水の中にいる時、胎児の成長力は凄まじいものです。なにしろ生物としての進化の歴史を、わずか1年にも満たない期間で完成させるのです。成長と同時に細胞の修正、修復を行いながら人体を造り上げていきます。大切なのは人の身体はこの時が最もバランスがよく、リラックスしストレスの無い状態にあると言うことです。

静圧により羊水の中の状態を脳と身体に再現すると、自ら脳や身体のアンバランスを見つけ出し、バランスを取り直して自然に治癒へ導いていきます。こうして自分自身を癒していくのです。

脳と身体を癒し、リラックスする。頭蓋静圧療法はまさに静圧によって羊水の中での脳と身体を再現する、究極の癒しなのです。

女性の髪を育てる「美容育毛」

2014年9月19日

この頃、女性のための育毛がとても注目されています。TV通販やコマーシャルで女性用の育毛剤や育毛グッズをたくさん取り上げていますね。ブームなのでしょうか。
>  一昔前、そうですね。30年くらい前なら、女の人の髪の悩みは白髪くらいのものでした。女性はもともと薄毛になったり、髪が細くなったりしにくいのですが、今は違います。髪の毛が薄くなって地肌が透けて見えたり、ブローしてもすぐに髪の毛がペシャンコになるという悩みを持つ女性は多いですね。つむじが薄くなって後頭部が気になるからと、ウイッグを使う方も結構いらっしゃいます。なぜ今の女性はこのような悩みを抱えているのでしょう?それは、おしゃれになったからです。
髪色を明るくしたり、白髪を染めるために半月や、ひと月ごとに毛染め剤を使います。パーマでふんわりさせてボリュームを出したりもします。でも頻繁にやっていると頭皮がダメージを受けて髪は薄く、細くなってしまう…。こうならないための方法が「美容育毛」なんです。
私は長年、美容師にパーマやカラーリングで受けるダメージをできるだけ少なくする、美容育毛を教えてきました。簡単に言えば、おしゃれを楽しみながら健康な髪を維持する育毛方法です。女性の皆さんの髪に今、必要なのは育毛剤でも育毛グッズでもない、まさにこの方法だと思うのです。
つい先日、テレビ局から女性の育毛について話してもらえませんか?と出演依頼があったんです。でも、長く女性の髪を見てきた私に取って、育毛は数分で簡単に伝えられるようなことではありません。だから、お断りさせて頂いたんです。
>  女性の髪の問題は一人一人原因が違い、症状も違いますから育毛の方法も違ったものになります。100人いれば、100通りの育毛方法があるわけです。数多くの女性の髪を見てきましたから、私は誰でもこの育毛剤をつければOK、とは言えません。間違った方法で、かえって髪を失ってしまう場合もあるのです。女性の育毛はデリケートなのです。
皆さんはたいてい、美容室でカラーリングやパーマをしてもらいますよね。これらの技術をもった美容師は女性の髪について、とても詳しいと言えます。中でも美容育毛を学んだ美容師は、一人一人原因の違う髪の問題に合った育毛を提供することができます。

>  無いところに髪の毛を生やす「発毛」は美容師の仕事ではありませんが「育毛」は美容師の仕事です。今ある髪の毛を丈夫に美しく育てる。そして育った髪を維持するのです。カラーリングやパーマなどの美容技術と育毛を両立させる「美容育毛」がもっと身近になり、美容界の常識になれば、と私は思うのです。

頭蓋リフレクソロジーとセルフケア

2014年3月4日

私の妹をみてもらえませんか?と紹介で、ある女性が来られました。この女性は数年前に脳出血を起こしてその後遺症のために手足に麻痺があり、思ったように身体が動かず大変な想いをしながら毎日を過ごされていました。
もともと看護師さんで医療現場に長くいた方ですから、頭蓋静圧療法に関心があったわけではありません。はじめはまったく乗り気ではない様子で、お姉さんの紹介で仕方なく、と言った様子でした。まずは6回継続して施術を行い、身体の変化を見ていただくことにしました。すると回数を重ねるごとに、動かなかった手足が思うように動かせるようになり「こんなことって、あるんですね。」と嬉しそうにされていました。そうして6回の施術が終了し、また半年後に、と約束を交わしました。

約束の時期が少し過ぎた頃、この女性を紹介された、お姉さんから連絡をもらいました。「じつは妹が階段から落ちて、足を骨折したんです。先生、またみていただけないでしょうか。」といわれます。そうしてふたたび女性にお会いすることになりました。
ご本人に話を聞いてみると、階段を降りる時に思ったように足が動かず踏み外して転び、骨折してしまったと言うのです。「半年前、施術をしていただいていたときは気付かなかったんですが、こうなってみてはじめて実感しました。続けてみていただいていた時は、今とは全然違って身体が軽かったですし、よく動いていたんだと分かりました。また続けてお願いできないでしょうか?」とご本人から依頼を受けることになりました。
このようなケースでは、できるだけ頻繁に施術することが望ましいのですが、私が毎日の様に施術するわけにはいきません。施術から時間が経つと徐々に身体の動きが悪くなり、ひと月ほどすると身体が重く動きにくくなってきます。できるだけいい状態を保つために次の施術までの間、ご自分で毎日、頭蓋リフレクソロジーをするようにすすめました。頭蓋リフレクソロジーは誰でも自分でできるセルフケアのためのメソッドです。スポンジで優しく頭の反射区を押さえていきます。
次の施術の日、お会いしてみると前回の施術からひと月ほど経って身体は動きにくくなっているけれど、頭蓋リフレクソロジーをしていなかった時より調子が良いと言います。「先生、私、スポンジが握りにくくて綿を丸めて作ったボールをで頭蓋リフレクソロジーをやっているんです。」と言われます。
さすがに長く看護師をされていただけに、上手く応用されるものだと感心していると「頭蓋リフレクソロジーを続けていると、からだの動きが良いんです。これは介護の現場でも良いんじゃないかと思うんです。私の様に身体が動かなくなっている方にはきっと、有益なんではないでしょうか。」と話され、体験から出た力強い言葉に、さらに多くの人に頭蓋リフレクソロジーを伝えたいと、気持ちを新たにしたのでした。

頭蓋静圧療法とALS(筋萎縮性側索硬化症)

2014年1月10日

 

みなさんはALSと言う病気をご存知ですか?聞いたこと無いなあ、という方が大半だと思います。つい最近、この病気を患った若者を描いたTVドラマが始まりましたので、「ああ、あの病気?」と思われた方もあるかもしれません。 

この病気は正式には「筋萎縮性側索硬化症」と言い、今のところ治療法が無く、難病とされているのものです。じつはこの病気には忘れられない思い出があるのです。

 

今から10数年前、ALSの患者さんに頭蓋静圧療法を施術したことがあります。その方はエジプト人の富豪で、ALSを治すために世界中の治療を受けていました。まずドイツで最新の現代医療を受けたのですが、効果がなく、それなら中国で漢方治療はどうかと試し、良い結果が出ず、その後気功治療もやってみたけれど、これも全く効果なし。そうしている間に症状はどんどん進行して行き、ほとほと困っていたところに頭蓋静圧療法をやってみては、と紹介されてきたのでした。 

 

施術のために約束した場所へ訪ねてみると、予想以上に大きな身体の男性が力なくベッドに横たわっていました。身長は180?以上あり骨格もガッシリしています。頑丈そうな体つきにもかかわらず、この時すでに自分で座ることも立つことも出来ず、ほとんど寝たきりに近い状態でした。

その男性の頭に触れてみると、生きた人間の頭に触れている感じがしません。それはまるで薄いガラスを触っているようで、少し力を入れたら割れてしまいそうな、脆い印象を受けました。そのため足からアプローチを始めることにしました。

身体が動かないだけで意識は明晰で話も出来ましたので、今まで治療してきたことや身体の状態について聞きながら進めて行くことになりました。

話してみると男性は治るのをあきらめている様子でした。それはそうです。裕福な方ですからお金に糸目をつけず、ありとあらゆる治療を受けてから、私のところに来られた方です。これまで全く良くならなかったのだから、今度もきっといい結果なんか期待できないだろうという気持ちを見て取ることが出来ました。

始めは全く信用してくれている様子ではなかったのですが、動かなかった身体に変化を感じると、諦めかけていた気持ちに「もしかしたら、治るかもしれない」という希望が生まれ、絶望して力の無かった目に輝きが出てきたのでした。

数日の間隔を空けながら施術を続けて行くと、3回目の施術が終わる頃にはベッドの上で上半身を起こすことができるまでになっていました。 

 

それから何回かの施術を行っていたある日のこと。いつものようにエレベーターに乗り、目的の階に到着してドアが開くと、なんとそこには起き上がることさえ出来なかった男性がいるではありませんか。廊下の壁に手をつきながらも自分の足で立ち、こちらに向かって歩いて来たのです。伝い歩きでゆっくり私の目の前に来ると、大きな身体をしたその男性は、いたずらっ子のような嬉しそうな笑顔を見せてくれたのでした。その後、男性は自分の足で歩いてエジプトに帰って行きました。

頭蓋静圧療法は、通常では考えられない驚くような結果を見るケースがあります。しかし頭蓋静圧療法が病気を治したのではありません。人に備わる治す力、自然治癒力を最大限に引き出した結果、自分で自分を治すことが出来たのです。 

人には驚くべき能力が備わっていることを、このエジプト人男性からも教えられたのでした。