髪を知り・髪を守り・髪を創り・髪を育てる 日本予防医学美容家協会

新しい年のはじめに

2014年1月5日 日曜日

あけましておめでとうございます。みなさんはどのようなお正月を過ごされましたか?初詣に出かけたり、海外旅行へ行かれた方もあるかもしれませんね。
私は、と言えば、こんなことがありました。いつも利用している電車でのことです。向かいの席に10歳くらいの男の子とお母さんが2人で座っていました。男の子は帽子をかぶっていたのですが、ふと見ると帽子で隠れない耳の上に髪の毛が無いことに気づきました。
しばらくすると、その子は突然帽子を脱ぎ、頭を掻きだしたのです。男の子の頭には所々にしか髪の毛が無く、多発性の円形脱毛症でした。かゆくてたまらないようで、お母さんに「かいて、かいて」とだだをこねていました。

頭蓋静圧療法をつくることになったのは、まさにこのような光景を見たことがきっかけでした。
それは30年ほど前、髪の毛が全て抜けてしまっている小さな女の子に出会ったことでした。髪が全く無いのに帽子もかぶらず、頭には掻き傷のようなものがあり、少し血がにじんでいたのです。

その子のお母さんに、なぜ帽子をかぶらせてあげないのか?と聞くと、「日光に当てると髪が生えるっていうから」というのです。私は驚いてしまいました。日に当てたって、髪の毛が生えることはありません。このとき、なんとかしてこの女の子に髪を取り戻してあげたい、という強い気持ちが生まれ、そこから頭蓋静圧療法が生まれたのでした。

あれから多くの子供達に髪を取り戻してきましたが、2014年のはじめに、何かの啓示のようにこの男の子に出会い、改めて目の覚める想いがしました。頭蓋静圧療法が生まれた原点を忘れず、より多くの人々に伝え、広めていこうと心を引き締めたのでした。