髪を知り・髪を守り・髪を創り・髪を育てる 日本予防医学美容家協会

女性の髪を育てる「美容育毛」

2014年9月19日 金曜日

この頃、女性のための育毛がとても注目されています。TV通販やコマーシャルで女性用の育毛剤や育毛グッズをたくさん取り上げていますね。ブームなのでしょうか。
>  一昔前、そうですね。30年くらい前なら、女の人の髪の悩みは白髪くらいのものでした。女性はもともと薄毛になったり、髪が細くなったりしにくいのですが、今は違います。髪の毛が薄くなって地肌が透けて見えたり、ブローしてもすぐに髪の毛がペシャンコになるという悩みを持つ女性は多いですね。つむじが薄くなって後頭部が気になるからと、ウイッグを使う方も結構いらっしゃいます。なぜ今の女性はこのような悩みを抱えているのでしょう?それは、おしゃれになったからです。
髪色を明るくしたり、白髪を染めるために半月や、ひと月ごとに毛染め剤を使います。パーマでふんわりさせてボリュームを出したりもします。でも頻繁にやっていると頭皮がダメージを受けて髪は薄く、細くなってしまう…。こうならないための方法が「美容育毛」なんです。
私は長年、美容師にパーマやカラーリングで受けるダメージをできるだけ少なくする、美容育毛を教えてきました。簡単に言えば、おしゃれを楽しみながら健康な髪を維持する育毛方法です。女性の皆さんの髪に今、必要なのは育毛剤でも育毛グッズでもない、まさにこの方法だと思うのです。
つい先日、テレビ局から女性の育毛について話してもらえませんか?と出演依頼があったんです。でも、長く女性の髪を見てきた私に取って、育毛は数分で簡単に伝えられるようなことではありません。だから、お断りさせて頂いたんです。
>  女性の髪の問題は一人一人原因が違い、症状も違いますから育毛の方法も違ったものになります。100人いれば、100通りの育毛方法があるわけです。数多くの女性の髪を見てきましたから、私は誰でもこの育毛剤をつければOK、とは言えません。間違った方法で、かえって髪を失ってしまう場合もあるのです。女性の育毛はデリケートなのです。
皆さんはたいてい、美容室でカラーリングやパーマをしてもらいますよね。これらの技術をもった美容師は女性の髪について、とても詳しいと言えます。中でも美容育毛を学んだ美容師は、一人一人原因の違う髪の問題に合った育毛を提供することができます。

>  無いところに髪の毛を生やす「発毛」は美容師の仕事ではありませんが「育毛」は美容師の仕事です。今ある髪の毛を丈夫に美しく育てる。そして育った髪を維持するのです。カラーリングやパーマなどの美容技術と育毛を両立させる「美容育毛」がもっと身近になり、美容界の常識になれば、と私は思うのです。